ご存じですか?貨物自動車の昇降設備設置義務について

2023-6-30

荷役作業中、安全に荷台へ昇降するためには、はしごなどの昇降設備が必要です。これまでは、5トン以上のトラック(貨物自動車)を対象に、昇降設備の設置が義務付けられていましたが、令和5年10月1日より2トン以上のトラックまで対象が拡大されます。
 
荷役作業中の安全対策として昇降設備(はしご)の設置は必須です

荷役作業中の安全対策として昇降設備(はしご)の設置は必須です
 


 

厚生労働省のホームページによると、「運送業の労働災害で件数の多い、荷役作業中の墜落・転落事故を減らす取り組みを行っており、昇降設備設置の拡充を図るため、最大積載量2トン以上のトラック(テールゲートリフター搭載車除く)を昇降設備の設置義務対象とし 、その使用を徹底させる必要がある。」とされています。
 


上記の規則改正によって、物流現場における昇降設備の需要増加が予想されるため、マルイチでは「トラック用昇降設備」を紹介するためのチラシを製作しました。

 

アルインコ社と共同で作成したチラシ

アルインコ社と共同で作成したチラシ:様々な種類の昇降設備を取扱い中


 

こちらは、仮設機材や昇降機器の販売やリースを行っている「アルインコ株式会社」と共同で製作しております。トラック用の昇降設備には、はしごタイプ・タラップタイプ・作業台タイプ・大型タイプと様々な種類があり、車種や用途に合せたタイプを選択可能です。また、昇降設備以外にもアルミ台車や高所作業台も併せて紹介しております。掲載されている商品は8月末日まで特価にて販売していますので、是非ご確認ください。
 
更にマルイチでは、チラシに掲載されている商品より、小さいサイズも取り扱っています。
 


 
トラックステッパー使用例:安全にトラックの荷台へ上がれます

トラックステッパー使用例:安全にトラックの荷台へ上がれます


 

こちらは、はしごや脚立、高所作業台などの製造を行なっている、長谷川工業㈱の製品で「トラックステッパー」といいます。トラックのあおりに掛けるだけでセットできる昇降設備で、サイズが小さく助手席にも置いておけるため、扱いやすく人気の商品です。
 
今回の規則改正でルールが厳しくなったように、荷役作業における墜落・転落事故は、大きな問題になっております。マルイチでも先日、「ドライバーが作業中にトラックの荷台から転落する」という事故が起きた運送会社様から連絡があり、安全対策に関するご相談を受けました。現在は、弊社営業と昇降設備の設置についてお打ち合わせを重ねており、今後は同じような事故が起こらないように、全ての営業所へ昇降設備の導入を予定しております。
 
本日ご紹介てきました昇降設備について、もっと詳しく知りたいという方は、【コンタクトフォーム】よりお問い合わせください。この他にもマルイチでは、台車用ストッパー「キャスパー」や荷崩れ防止ベルト「ケースロック」など、現場の安全対策に活躍する製品を各種ご用意しておりますので、ご興味のある方は是非こちらもご検討の程よろしくお願い致します。