繰り返し使用可能な梱包材「プラダンケース」

2025-5-2

マルイチでは、トラックシートや台車製作以外にも、プラダンケースの製作を承っております。今週のブログでは、営業所間で荷物を往復輸送する際に使用される事が多い「プラダンケース」ついてご紹介していきます。
 

プラダンケース: 通い箱や保管箱など様々な場面で活躍

プラダンケース: 拠点間での往復輸送に繰り替えし使用可能な通い箱として活躍


 

プラダンケースとは、プラスチックダンボール(プラダン)を箱状に加工して作った収納ケースのことです。紙のダンボールに比べて耐久性、防水性に優れており、繰り返し使用することが出来るため、梱包材のコスト削減に活躍します。また、排出されるゴミも減少するため、環境に配慮したコンプライアンス意識の高い会社として、企業のイメージアップにも有効です。
 


ケースの形状も様々で、一般的なものでは「A式」と「C式」の2タイプがあります。
 

A式プラダンケース:みかん箱タイプで折り畳み可能

A式プラダンケース:みかん箱のような形で折り畳みも可能


 

A式は、紙のダンボールによくある“みかん箱”の様な形状です。使用しない時は、折り畳んで収納することができるため、保管場所を取りません。また、他のプラダンケースに比べて、製造工程が少ないので、安価で製作可能です。コスト面と取り扱いのしやすさから、多くの方がA式をご利用されています。
 

C式プラダンケース:弁当箱のようなタイプで箱本体と蓋に分かれた構造

C式プラダンケース:弁当箱のように箱本体と蓋が分かれた構造


 

C式は、弁当箱のような形で、箱本体と被せ蓋に分かれたタイプです。A式のように折り畳む事は出来ませんが、底面が一枚板になっているため、非常に強度があり、重い物を入れても底が抜ける心配がありません。C式は、高さが無い平らな形状の物が多く、ノートパソコンやタブレット端末など、高価な電子機器を輸送する際に使用されます。
 
荷物の大きさや形状に合わせた、特注仕様のプラダンケースも製作可能です。
 

特注プラダンケース:内側に器具を衝撃から守るため緩衝材を設置

特注プラダンケース:実験器具を守るための緩衝材を箱の内部に設置


 

上記は、過去に製作した特注プラダンケースです。こちらは、実験器具を梱包するためのケースで、設置された緩衝材へ、器具がピッタリと納まるため、移動中も荷物が動くことなく、安全に輸送することが出来ます。
 

オプション:固定用ベルト(緑枠)や袋取っ手(赤枠)

プラダンケースオプション:固定用ベルト(緑枠)、取っ手(赤枠)


 

プラダンケースには、オプションで、固定用ベルトや取っ手の追加も可能です。通常のプラダンケースは、梱包後にテープなどで蓋を固定する必要がありますが、オプションのベルトをつければ、ベルトを締めるだけで簡単に固定できます。また、プラダンの材質上、つるつるして滑りやすいため、ケースを持ち運ぶことが多い現場では、取っ手の追加がおすすめです。その他にもカードケース取り付け加工や、ネーム印刷など、様々なオプションに対応しております!
 

その他プラダン製品①:衣服をハンガーに吊るしたまま輸送できるハンガーボックス

プラダン製品:衣服をハンガーに吊るしたまま輸送できるハンガーボックス


 

プラダン各種:厚みのあるスミパネル 罫線入りのネツケー

通常のプラダンから厚みのあるスミパネル、曲げやすいネツケーまで各種販売中


 

今回ご紹介したプラダンケース以外にも、マルイチでは、ハンガーボックスなどプラダンを加工した製品を各種取り扱っております。また、養生材として使用される通常のプラダンも、スミパネルやネツケーなど幅広い種類を取り揃えておりますので、ご興味をお持ちのお客様は、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、弊社営業担当までご連絡ください!
 
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