◆繰り返し使用可能な梱包材「プラダンケース」
2025-5-2
マルイチでは、トラックシートや台車製作以外にも、プラダンケースの製作を承っております。今週のブログでは、営業所間で荷物を往復輸送する際に使用される事が多い「プラダンケース」ついてご紹介していきます。
プラダンケースとは、プラスチックダンボール(プラダン)を箱状に加工して作った収納ケースのことです。紙のダンボールに比べて耐久性、防水性に優れており、繰り返し使用することが出来るため、梱包材のコスト削減に活躍します。また、排出されるゴミも減少するため、環境に配慮したコンプライアンス意識の高い会社として、企業のイメージアップにも有効です。
ケースの形状も様々で、一般的なものでは「A式」と「C式」の2タイプがあります。
A式は、紙のダンボールによくある“みかん箱”の様な形状です。使用しない時は、折り畳んで収納することができるため、保管場所を取りません。また、他のプラダンケースに比べて、製造工程が少ないので、安価で製作可能です。コスト面と取り扱いのしやすさから、多くの方がA式をご利用されています。
C式は、弁当箱のような形で、箱本体と被せ蓋に分かれたタイプです。A式のように折り畳む事は出来ませんが、底面が一枚板になっているため、非常に強度があり、重い物を入れても底が抜ける心配がありません。C式は、高さが無い平らな形状の物が多く、ノートパソコンやタブレット端末など、高価な電子機器を輸送する際に使用されます。
荷物の大きさや形状に合わせた、特注仕様のプラダンケースも製作可能です。
上記は、過去に製作した特注プラダンケースです。こちらは、実験器具を梱包するためのケースで、設置された緩衝材へ、器具がピッタリと納まるため、移動中も荷物が動くことなく、安全に輸送することが出来ます。
プラダンケースには、オプションで、固定用ベルトや取っ手の追加も可能です。通常のプラダンケースは、梱包後にテープなどで蓋を固定する必要がありますが、オプションのベルトをつければ、ベルトを締めるだけで簡単に固定できます。また、プラダンの材質上、つるつるして滑りやすいため、ケースを持ち運ぶことが多い現場では、取っ手の追加がおすすめです。その他にもカードケース取り付け加工や、ネーム印刷など、様々なオプションに対応しております!
今回ご紹介したプラダンケース以外にも、マルイチでは、ハンガーボックスなどプラダンを加工した製品を各種取り扱っております。また、養生材として使用される通常のプラダンも、スミパネルやネツケーなど幅広い種類を取り揃えておりますので、ご興味をお持ちのお客様は、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、弊社営業担当までご連絡ください!
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