◆防護マット施工例紹介「エスコンフィールド北海道」
2022-12-16
普段は、輸送用緩衝材などの物流資材を製造しているマルイチですが、実はスポーツ施設や公共施設へ向けた安全対策用の防護マットも製作しています。スポーツ施設では、横浜スタジアム様や明治神宮球場様など、野球場への施工実績もあり、今回は、2023年3月に開業予定である野球場「エスコーンフィールド北海道」様向けの防護マットを製作しました。
エスコンフィールド北海道は、プロ野球チーム「北海道日本ハムファイターズ」の新本拠地として、北海道北広島市に建設中の屋根開閉式ドーム球場です。今回は球場内の安全対策として、大小様々な防護マットを500枚以上ご依頼頂きました。今週のブログでは、現在施工が完了している防護マットをご紹介していきます。
ご依頼頂いた中で一番数量の多かったマットが、外野フェンス用の防護マットです。
プレー中に衝突することが多い外野フェンスには、選手の怪我防止・安全対策として、防護マットの施工が必須です。それぞれ外野フェンスの形状に合わせて、金網フェンス用と壁面用の防護マットを製作しています。
外野フェンスに施工された防護マットの上部には、ホームランを識別するための「ホームランライン」が付いています。こちらは日本ハムファイターズ様のチームカラーに合わせてブルーの生地で製作しました。
外野フェンス以外にも、球場内の各所にマルイチ製の防護マットが施工されております。
ダグアウト(ベンチ)前のフェンスゲートやファウルゾーンに面した金網フェンスなど、選手が衝突する恐れのある箇所には全て、防護マットが施工されていました。
マルイチの防護マットは、プレパック製法による完全防水仕様です。
一般的な防護マットの製造は、生地を縫製でつなぎ合わせているため、屋外で使用すると、縫製痕から雨水が浸入し、高価な芯材が傷んでしまいます。しかし、マルイチの防護マットは、独自の「プレパック製法」で、生地の国産ブランドターポリンを熱溶着しているため、完全防水の生地が水分の浸入を防ぎます。今回はドーム球場なので、雨水の心配はありませんが、砂埃などによる汚れを落とす際には、芯材の腐食を気にせずに水洗いが可能です。
エスコンフィールド北海道様では、現在も防護マットの取り付け工事が行なわれています。マルイチでも防護マットの製造を進めており、完成品を次々に北海道へ輸送中です。現在製作中のマットを含めて、全ての防護マット施工が完了しましたら、今後のブログにてご紹介致しますので、是非次回の更新をご期待ください!
今回ご紹介しました野球場以外にも、学校のグラウンドや体育館、地域の運動場など多くのスポーツ施設でマルイチの防護マットをご利用頂いております。以前には地元で開催された高校野球の大会へ、協賛させて頂いたこともあり、微力ではありますが、マルイチでは今後も様々な形で、スポーツ全般を応援して参ります!