一般家庭でも活躍!気泡緩衝材「エアキャップ」

2025-5-23

今週のブログでは、物流現場はもちろん、引っ越し時の梱包など、一般的にも幅広く使用されている気泡緩衝材「エアキャップ」についてご紹介していきます。
 

エアキャップ:荷物を保護する緩衝材として物流現場から一般家庭まで幅広く活躍

エアキャップ:荷物を保護する緩衝材として物流現場から一般家庭まで幅広く活躍


 

エアキャップとは、2枚のポリエチレンフィルムの間に小さな気泡を閉じ込めた、クッション性の高い緩衝材で、プチプチ®やエアーパッキンとも呼ばれております。主に割れ物や精密部品を梱包する際に使用され、円形の空気を含んだ粒が衝撃を吸収するため、荷物を傷つけることなく、安全に輸送することが可能です。


 

エアキャップカタログ抜粋:原反のサイズから粒の大きさや強度を選択可能

エアキャップカタログ抜粋:粒の大きさや強度、原反のサイズを選択可能


 

上記は、エアキャップラインナップの一部です。粒が硬くて強度の高いタイプは、厳重な梱包が必要な精密機器や割れ物に使用するなど、用途によって最適な製品を選択できます。
 

エアキャップの断面図:2層品(左)3層品(右)

エアキャップの断面図:2層品(左)3層品(右)


 

エアキャップには2層品と3層品の2タイプがあります。2層品は一般的に使用される事が多い粒が露出したタイプで、一度使用すると粒が割れて空気が抜けてしまうため、繰り返しの使用には向かない使いきりの製品です。3層品は、粒がフィルムに挟まれて割れにくくなっているため、梱包に繰り返しご利用頂けます。
 

環境対応エアキャップ:エコハーモニー(左側・青色)バイオプチ(右側・緑色)

環境対応エアキャップ:エコハーモニー(左側・青色)バイオプチ(右側・緑色)


 

最近では、環境に配慮したエアキャップも販売されています。青色の「エコハーモニー」は、あまり使われない有色再生原料を複数使用したエアキャップです。「バイオプチ」は、サトウキビ由来のグリーンポリエチレンを使用した緑色のエアキャップで、主原料のサトウキビが育成段階でCO2を吸収しているため、廃棄物として焼却される際のCO2排出量がほぼゼロとなります。
 

静電防止エアキャップ(ピンク):電子機器の梱包に最適

静電防止エアキャップ(ピンク):電子機器の梱包に最適


 

静電防止仕様であるピンクのエアキャップは、静電気を帯びにくい加工がされているため、主に電子機器などの梱包に利用されております。静電気対策と緩衝包装を同時にできるため、エアキャップの中でも人気が高い製品です。
 

エアキャップ加工例:4色印刷やハトメ加工などにも対応

エアキャップ加工例:4色印刷やハトメ加工などにも対応


 
様々な種類のエアキャップをまとめたサンプル帳をご用意

様々な種類のエアキャップをまとめたサンプル帳をご用意


 

エアキャップは、用途に合わせたサイズへのカットや、袋状加工、ネーム印刷、ハトメ加工まで、各種ご対応しております。エアキャップを実際に触って確かめてみたいという方のために、サンプル帳もご用意しておりますので、ご希望のお客様は、お気軽にお問い合わせ下さい。商品の購入を検討されている方やご質問のある方は、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、弊社営業担当までご連絡をお待ちしております。
 
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