輸送用緩衝材ロジボード特集! 第2弾

2019-6-27

今週のブログでは、前回に引き続きマルイチの人気商品「輸送用緩衝材ロジボード」をご紹介していきます。

ロジボードラインナップ

第2回目の今回は、ロジボードの豊富なラインナップの中から、それぞれの規格サイズの利点やどんな場面で使用されているのかを詳しくご紹介していきます。

 

ロジボードMO-1(左)MO-2(右)

まずご紹介するのが、スペーサー業界で人気を二分する規格、5cm厚版のロジボードMO-1(50×1000×1200)と4cm厚版のロジボードMO-2(40×900×1200)です。

元々、輸送用緩衝材は5cm厚のものが多く使用されており、またパレット輸送でも使用される輸送用緩衝材は、一般的なパレット(1100mm×1100mm)に合わせた1000mm幅の物がほとんどでした。物流業界でも輸送用緩衝材のサイズは「5cm厚・1000mm幅」という固定概念がありました。そこで、製作されたのが初代ロジボード「MO-1(50×1000×1200)」です。物流業界でも一般的なサイズであるこちらの規格サイズは多くのお客様にご好評いただきました。

順調に販売数を伸ばしていったロジボードですが、長年緩衝材の製造・販売を行なってきたマルイチでは、輸送用緩衝材の固定概念であった「5cm厚・1000mm幅」はオーバースペックだと考え、新しい規格サイズのロジボードを製造開始しました。何度もテストを重ねた結果「4cm厚・900mm幅」でも十分な機能を持っていると判断し、MO-1発売から一年後、当時業界でも珍しい4cm厚版の「ロジボードMO-2(40×900×1200)」が発売されました。発売当初は、業界でもあまり使われていないサイズということでMO-1に比べ、販売数も伸び悩んでいました。しかし、MO-1よりも実に400円低価格であるというコスト面と重量の軽さが徐々に評価されていき、今ではロジボードのラインナップの中でも1番の人気規格となりました。上の写真を見比べてみても、MO-1よりもスラっとしており、MO-2は見た目のスタイリッシュさもご好評いただいております。

 

2cm厚版ロジボードMO-3

次にご紹介するのが、2cm厚版のMO-3(20×900×1200)です。

従来の5cm厚版、4cm厚版と違い2cm厚の輸送用緩衝材は、マルイチのロジボードMO-3が業界初の試みでした。「大は小を兼ねる」ということわざがありますが、輸送用緩衝材においては「小は大を兼ねる」という場面が多くあります。ちょっとした隙間はもちろん、5cm厚や4cm厚のロジボードと組み合わせて、中途半端な隙間埋めにもご利用いただけます。トラックの庫内に数枚積んでおくと様々なシーンに対応できる便利な製品です。

8cm厚版安全対策用ロジボードS

 

安全対策用スリット穴

次にご紹介するのが、8cm厚版のロジボードS(80×900×1200)です。

本当に重要な積荷を輸送する際に、8cm厚のロジボードが荷物を衝撃から守ります。また、ロジボードSの最大の特長として、側面にスリット状の横穴が入っています。フォークリフトによる荷積み作業では、手でスペーサーを支える必要があります。その際に発生する荷物とスペーサーの間で指を挟んでしまう事故を、指穴を利用することで未然に防ぐことができます。ロジボードSは安全対策を求める企業コンプライアンスにおいても注目の製品です。高い衝撃性をもつロジボードSはロジボードラインナップの中でも根強い人気のある製品です。

ロジボードMO-4(左)MO-5(右)

最後に紹介するのが、ロジボードMO-4(40×900×1800)と、先日発売したばかりの新商品ロジボードMO-5(40×900×1400)です。MO-4(サブロク版)は物流業界では馴染み深い「ベニヤ」から派生しており、現在でも物流業界で多く使用されている、「ベニヤ」を模した伝統あるサイズです。積荷当て用ベニヤの代わりや、パレット輸送での緩衝材として使用されています。MO-5は、「MO-2とMO-4(サブロク版)の間のサイズが欲しい」というお客様のご要望から生まれた製品で、MO-2より少し高さが欲しい場合にご利用いただけます。ロジボードMO-5は、先日の発売開始から順調に販売数を伸ばし続けているマルイチ期待の新商品です。

 

今回ご紹介してきました「ロジボード」ですが、3月には新規格のMO-5(40×900×1400)も発売され、現在全6種類の規格を取り扱っております。厚みやサイズの異なるラインナップは、輸送の様々なシーンに対応可能です!今後も物流業界でロジボードが活躍することを願っています。