今回のブログでは、プリンターの輸送で使用されている特注保護マットについてご紹介していきます。

マルイチでは、人気商品のロールマットやロジボードを初めとした、様々な輸送用緩衝材の製造・販売をしています。４０年以上輸送用緩衝材を取り扱っているマルイチでは、その技術を生かした特注保護マットのご注文も承っております。

大手プリンターメーカーの理想科学工業株式会社様より「会社で取り扱っているプリンターのサイズに合わせた輸送用緩衝材を製作してほしい」とのご依頼を頂きました。そこで、マルイチではサイズの異なる３種類のプリンター用保護マットを製作致しました。

こちらが実際に使用して頂いている特注保護マットです。

今回の保護マット製作では、お客様に弊社まで足を運んで頂き、マルイチ製造部の社員が直接プリンターの寸法を計測しました。コの字型の保護マットには、２カ所に折り目を付けているので、ロールマット同様プリンターに巻きつけることが出来ます。芯材にはマルイチのスポーツ防護マットにも使われている、ビーズ発泡ポリエチレンフォーム「エペランXL38」を使用しています。「エペランXL38」は高い形状回復性を持っているので、長時間ラッシングベルトで締め付けられても、元の形に回復します。また、保護マットの片面（通路側の面）には、芯材と一緒にマルイチの重量板クロムウェルを入れて補強しているので、積み下ろしの際に不意にぶつけてしまっても、衝撃からプリンターを守ります。

庫内の隙間にも、スペーサーとして保護マットを使用して頂いています。プリンターを衝撃から守る薄めの保護マットと、プリンターと壁の隙間を埋める厚めの保護マットの２種類を組み合わせることで、完全に隙間を埋めることが出来ます。お客様からも「以前はインクの空き箱などで隙間を埋めており不安定だったので、助かります」と嬉しいお声を頂きました。

 

今回はマルイチの特注保護マットをご注文いただき、ありがとうございました。お客様の安心安全なプリンター輸送に、マルイチの保護マットが役立つことを社員一同願っております。