輸送に必須なロールマット、現場での使用方法は?

2018-5-11

さて、一週間の時間を経て今回のブログでは、マルイチの主力商品であるロールマットをご紹介します。

 

まずは、もっともオーソドックスな緩衝材としての使い方を紹介します。
このように、梱包されていない荷物にロールマットをそのまま巻いてベルトで固定することで、大きなダンボール箱に入れたり包んだりせず荷物を安全に運搬することが出来ます。

ゴミが出ず、ロールマットをラッシングベルトで巻きつけるだけで梱包が終わるので、事務所移転の際やオフィス内での精密機器の搬出入に大変便利とお客様から喜ばれています。

通常のロールマットは厚みが50cmもあるのでちょっとした衝撃では梱包物に影響がありません。

別の使用方法としてトラック庫内の壁と荷物の間にロールマットを入れて隙間をなくし、固定する方法があります。

トラックが揺れても壁に激突せず、荷物に傷が付かないようになっています。

重量のある荷物をラッシングベルトのみで固定するよりもロールマットを挟むことで安定感が増し、運転する際の重心の固定にもなるため安全な輸送にも役立っています。

高速道路など走行距離が長く、速度が出る道路ではこうした細かい気配りが大きな事故を防ぎ、荷主への信頼にも繋がります。

こちらも一般的なロールマットの使い方です。

荷物をトラックに固定する際に荷物とベルトの間にロールマットを挟むことでベルトが擦れず荷物に傷が付かないようにしています。

ロールマットを間に挟むため、ベルトがきつく締まりやすくなり、安定感が大幅に増します。

トラックは走行中、道路の環境が悪いと大きな揺れが発生し、ベルトは荷物を傷つける要因となってしまいます。

傷付いてしまった商品は最悪の場合、破棄となってしまうことがあり、信用に関わる問題となります。

少しでも原因を取り除き、リスクを減らすことも輸送においては大変重要とされています。

 

 

このようにロールマットは物流業界で幅広く使用されていますが、物流・輸送以外にもロールマットを使用している例は存在します。

この現場では、搬入口にロールマットを巻き、外からクレーンで荷物を搬入しています。

搬入口に万が一、荷物がぶつかっても傷がつかないようにロールマットをベランダに巻きつけています。

 

上記のように通常はトラック緩衝材として愛用されているロールマットですが、作り手である私たちが、想像もしていない様な使い方をしている現場もあります。
今回紹介した使用例以外にも、ロールマットには多くの可能性が秘められています。

今後も新しいロールマットの使い方を見つけ次第、ブログにてご紹介していきたいと思います。
また、“ウチではこんな使い方をしている!”“ブログで取り上げてほしい!”
といった使用方法がありましたら是非ともお声かけください!

まだまだ紹介したい使用例がありますが、長くなってしまうので次回、ロールマットの使用例Part2として改めてご紹介いたします!