ロールマット巻き直し修理承ります!

2020-9-10

マルイチでは、キトーレバーブロックの修理やトラックシートの修理など、ご購入いただいた製品の長期使用をサポートするアフターケアサービスを行なっております。今回のブログではマルイチの輸送用緩衝材「ロールマット」巻き直し修理についてご紹介していきます。
 

先日、マルイチの「ロールマット」を約10年以上ご愛用頂いている小山運送(株)より、修理依頼品をお預かりしました。
 

ロールマット修理依頼品

ロールマット修理依頼品


 

こちらがお預かりした修理依頼品です。表皮に使用している国産ブランドターポリンの寿命から角の破れや汚れはありますが、プレス面からの口開きはありません。
 

芯材を気付付けないよう、プレス面を丁寧にハサミで切っていきます

芯材を傷付けないよう、プレス面を丁寧にハサミで切っていきます


 

ロールマットの巻き直し修理では、芯材に使用しているサンテックフォームⓇをそのまま再利用するため、表皮を開封して芯材を取り出します。
 

表皮に端から端までハサミを入れて開封し終えたら、芯材を取り出します

表皮に端から端までハサミを入れて開封し終えたら、芯材を取り出します


 

修理依頼品の生地(左) 再利用される芯材(右)芯材にやせや劣化は見られません

修理依頼品の生地(左) 修理依頼品の芯材(右) 芯材にやせや劣化は見られません


 

取り出した芯材の劣化具合を確認し、再利用できるものかどうかを判別します。通常、緩衝材に使われている芯材は、取り出しても、やせがひどく規格再利用出来ませんが、ロールマットに使われているサンテックフォームⓇは形状回復性が高く、非常に丈夫なため、劣化具合が著しいもの以外は、そのまま規格再利用が可能です。
※現在対応しているロールマットまき直し修理サービスは、上記の様に形状回復性が高いサンテックフォームⓇを使用しているマルイチ製品のみの対応となります。
 

取り出された芯材を新しい表皮(国産ブランドターポリン)に入れていきます

取り出された芯材を新しい表皮(国産ブランドターポリン)に入れていきます


 

巻き直し修理で生まれ変わったロールマット

巻き直し修理で新品同様に生まれ変わったロールマット


 

高周波ウェルダーを用いたマルイチ独自のプレス溶着で、表皮を閉じれば、新品同様のロールマットに生まれ変わります。また、巻き直しの際には表皮の色をお客様のご希望の色へ変更することも可能です。
 
小山運送(株)様、この度はロールマットの巻き直し修理をご依頼頂きありがとうございました。新しく生まれ変わったロールマットが再び業務に役立つことを願っております。
 
ロールマットまき直し修理以外にも、弊社では、お客様にマルイチ製品を長く使って頂くため、充実した修理・アフターケアサービスを行なっております。詳しくはホームページの“AFTER CARE”ページをご確認ください。