スポーツ防護マット グラウンド編②

2019-6-6

今週のブログでは、マルイチの防護マット紹介シリーズとして、グラウンドで使用されている特殊な形のスポーツ防護マットをご紹介していきます。今回マルイチのスポーツ防護マットをご依頼頂いたお客様は、日本大学生産工学部様です。日本大学様より「グラウンド内にコンクリート造りの手洗い場・足洗い場があり、学生が運動中に勢い余って衝突すると危険なので、防護マットを施工してほしい」とご相談いただきました。

そこで、マルイチが提案した安全対策用のスポーツ防護マットがこちらです。

特注防護マット①

手洗い場・足洗い場それぞれの形に合わせた特注の「コ」の字型の防護マットは、コンクリートの角ばった部分を覆うように施工されており、ぶつかっても怪我の恐れがありません。

特注防護マット②

一般的な防護マット製造では、生地を縫製でつなぎ合わせており、今回のような水回りで使用した場合、生地の縫製痕から水が浸入し芯材が傷みます。しかしマルイチの防護マットは、「プレス製法」で熱溶着されており、水回りでの長期使用を可能にします。「プレス製法」とは、低温輸送で活躍しているマルイチの緩衝材「エコールドマット」「エコールドボンドレス」を製造する際に、使用される製法です。湿気による芯材の腐食を防ぐため、生地をプレス加工で熱溶着しており、冷凍車の庫内等、湿気が多い環境での長期使用に耐えられることも実証されています。今回の防護マット製作でも、プレス加工の技術が使用されており、さらにプレス溶着部にコーキング剤を塗ることで万全の状態で水の浸入を防ぎます。また、芯材を日光や雨から守る生地には耐候性の高いターポリン生地を使用しています。これもマルイチが製作する防護マットの特長の一つです。

防護マット施工前

<施工前>

防護マット施工後

<施工後>

マットの空洞部分は手洗い場・足洗い場それぞれの寸法ピッタリに製作しているので、上からはめ込むだけで簡単にマットを取り付ける事ができます。

日本大学生産工学部様、今回はマルイチの防護マットをご依頼いただきありがとうございました。

運動中の衝突事故や濡れた足場での転倒事故を未然に防ぎ、学生さんたちが安心してグラウンドをご利用できるよう、マルイチの防護マットが役立つことを願っております。

 

今回ご紹介しました防護マット以外にも、マルイチではお客様のご要望に合わせた様々な特注防護マット、緩衝マット、安全対策保護マットを製作しています。

施設の安全対策に、マルイチが製作から取付まで責任を持ってご対応致します。特殊な加工、マットのサイズやお色にも幅広く対応できますので、防護マットの施工をお考えのお客様は、是非マルイチにご相談ください!