センターシート張り替え工事紹介!

2024-11-22

今週のブログでは、先週行ったセンターシート張り替え工事についてご紹介していきます。
 

ウイング車センターシート張り替え工事

ウイング車センターシート張り替え工事:弊社の敷地内にトラックを止めて工事を実施


 

センターシートとは、トラック(ウイング車)の天井中央部分に取り付けられている帆布で、ウイングの継ぎ目から雨水が浸入するのを防ぐためのシートです。紫外線などの影響で生地が硬くなり、さらにウイングの開閉を何年も行うことで、破れたり穴があいてしまうため、定期的に張り替えが必要となります。
 
今回、センターシート張り替え工事をご依頼頂いたのは、㈱カジロジスティックス様です。担当者様より「センターシートが破損しているので、張り替えて欲しい」と、弊社営業部社員にご連絡頂きました。


 

高所作業のため足場を組み安全に気を付けながら作業開始

センターシート張り替え工事準備:ヘルメットを着用し安全に気を付けながら足場を設置


 

ここからは、センターシート張り替え工事の様子を順番にご案内します。始めにトラックの天井に上るための足場を組みました。
 

センターシート撤去作業①:コーキング材を剥がし、リベットを外す

センターシート撤去作業①:コーキング材を剥がして、リベットを除去


 
センターシート撤去作業②:古いシートを取り外し

センターシート撤去作業②:トラックから取り外した古いシート


 

センターシートの周りに付いているコーキング材(防水目的で使われるシリコン材)を剥がしていき、むき出しになったリベットを一つずつ取り除きます。全てのリベットを取り終えてから、センターシートを慎重に外しました。
 

取り外したセンターシート(左)・新しく製作したセンターシート(右)

古いセンターシート(左) 新しく製作したセンターシート(右)


 

取り外したセンターシートのサイズや形状に合わせながら、新しいシートを製作します。今回使用した生地は、マルイチのトラックシートでもよく使われている、クラレ・クラフテル®です。生地の品番がE4-ECという厚めの生地を二重にして製作しているため、元々付いていたセンターシートより耐久性が向上しています。
 

前方端の複雑な部分からセンターシートの取り付け開始

取り付け作業①:前方端からセンターシートの取り付けを開始


 

センターシートの取り付け部分は、トラックの車種によって形状が異なるため、シワにならないよう慎重に取り付けていきます。
 

取り付け作業①:固定するためにリベットを一つずつ取り付け

取り付け作業②:シートを固定するためのリベットを一つずつ打ち込み


 
取り付け作業②:シート装着後の隙間を埋めるためコーキング材を使用

取り付け作業③:コーキング材を使用した隙間埋め


 

センターシートを取り付けた後は、10cm間隔でリベットを打ち込み、完全に固定しました。その後、シートとボディーの隙間をコーキング材で埋めていきます。センターシートを交換しても、隙間があると雨水がトラック庫内に浸入してしまうため、特に集中して作業を行いました。
 

センターシートの取外しから施工まで一貫して行い張り替え工事完了

センターシート張り替え後:シワがなくきれいな仕上がり


 

以上でセンターシートの張り替え工事が完了です。カジロジスティックス様、この度は張り替え工事をご依頼頂き、誠にありがとうございました。今後もトラックシートやその他物流資材に関しまして、何かお困りごとがございましたら、是非マルイチまでご相談ください!
 

国産ブランド帆布を使用したトラックシートや各種特注製品

国産ブランド帆布を使用したトラックシートや各種特注製品


 

弊社では、今回ご紹介してきましたセンターシート以外にも、シート用帆布を使った 毛布カバー や 台車梱包カバーなど、多くの特注品を製作しております。特注製品に関するご相談やご質問がありましたら、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、弊社営業担当まで、お気軽にご連絡ください!
 
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