◆導電板カイロンの記事が掲載されました!
2025-11-21
物流業界の大手専門紙である物流ウィークリー様にて、マルイチの導電性養生板「カイロン」の紹介記事が掲載されました。
こちらが掲載されました紹介記事の一部です。カイロンを実際に使用している現場の様子や、導電性能について、分かりやすくまとめて頂きました。上記リンクより、記事の全文をご確認頂けますので、是非ご一読ください!
今回記事が掲載されました「導電板カイロン」は、空気が乾燥して静電気が発生しやすいこれからの時期、特に需要が高まります。
静電気が影響すると大きなダメージのある精密機器輸送では、ESD(静電気放電)管理が大きな課題となっています。マルイチの導電板カイロンは、床に設置することで、上を移動する人や台車に静電気がたまることを防ぐため、物流現場における静電気対策として大変好評です。以前には、スーパーコンピュータを移動する際、搬入路に敷く養生板として、大量のカイロンをご利用頂いたこともございました。
床養生の静電気対策として、「一般的な養生板」と「導電板カイロン」の性能を比較したイメージ画像を作成しました。
一般的な養生板の場合、台車にたまった静電気は、板の上を通ってもなかなか放電されず、台車に載っている精密機器にまで静電気が浸入する恐れがあります。しかし、導電板カイロンの場合は、静電気がカイロンを通じて外へ逃がされ、その後も静電気の帯電を防ぐため、安全に精密機器を移動することが可能です。
導電板の性能として特に重要な数値が「抵抗値(Ω)」です。抵抗値が低いほど電気の通りを妨げないため、導電性が高く、養生板として使用した際、より効果的に静電気の影響を防ぎます。養生板の材料であるPP(ポリプロピレン)の抵抗値は、10¹⁶Ωとなっており、ここに帯電防止処理を施した製品が、導電性養生板です。
こちらは、弊社の養生板「青ベニ」「クロムウェル」「カイロン」の抵抗値を計測した画像です。帯電防止処理を施している青ベニやクロムウェルと比較しても、カイロンの抵抗値は、カタログ表記で【10⁴~⁶Ω】、実測値で平均【10³Ω】と特に小さく、導電性能に優れていることが分かります。故障のリスクがある精密機器輸送において、導電性が低い養生板を使用するのは大変危険なため、事前に性能を把握しておく事が重要です。導電性養生板を導入される際には、価格ではなく性能で、最適な製品をお選びください!
カイロンのように静電気を逃がして帯電を防止する製品には、「揮発性帯電防止製品」と「永久帯電防止製品」が存在します。
一般的な帯電防止製品は、界面活性剤を塗布することで、製品の表面に帯電防止の膜を付与しており、これは時間経過とともに効果が薄れてしまうため、揮発性帯電防止製品となります。それに対してカイロンは、帯電防止材としてカーボンを練り込んでいるため、半永久的に導電性能を持続する永久帯電防止製品です。
カーボンを含有しているため、耐久性の低下が懸念されますが、カイロンは高品質なPP(ポリプロピレン)のバージン材を原料とし、最適な配合をすることで、強度試験においても他の養生板と遜色ない結果を出しています。
カイロンは、導電性養生板としてはもちろん、重量物を移動する際の床養生としてもご利用頂けます。
需要が高まるこれからの時期に備えて、十分な数量のカイロンをご用意しております。材質や硬度の確認用として、はがきサイズのカットサンプルもお配りしておりますので、ご入用の方は、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、または弊社営業担当まで、ご連絡ください!
[お問い合わせフォーム]







