ロールスタット考証 比較編

2019-10-31

今回のブログでは、以前よりブログにてご紹介しているクイック壁面養生「ロールスタット」と、壁面養生で良く使われているプラダン(プラスチックダンボール)を実際に使用して、作業にかかる時間や手間を比較しました。

 

プラダン・ロールスタット

 

壁面養生で一番苦戦するのがクランク部分です。プラダンでクランク部分を養生する際には、切ったり、曲げたりと加工を施し、さらに養生テープで壁に貼り付ける必要があるので、時間や手間が多くかかります。また、加工したプラダンは別の現場で再利用ができないので、コストも多くかかってしまいます。しかしロールスタットでは、プラダン壁面養生で発生する時間・手間・コストの問題を全て解決します。

 

クランク部分の壁面養生使用例

クランク部分のロールスタット使用例

 

複雑な突起があるデスク回りの使用例

複雑な突起があるデスク回りのロールスタット使用例

 

上記の画像は、実際に「ロールスタット」を設置した画像です。連結構造の「ロールスタット」では、クランクや曲面に沿わせて設置することが出来るので、数秒で壁面養生が可能です。また、「ロールスタット」は、プラダンの様に設置場所にあわせて加工する必要がないので、何回でも使用できます。

 

オフィス内でのロールスタット使用例

オフィス内でのロールスタット使用例

 

上記画像の様に、オフィス内で台車を移動させる際にも、ロールスタットが役立ちます。電子機器やクランク部分にロールスタットを設置することで、万が一の衝突に備えることができ、安心して台車を移動できます。短時間で簡単に設置できる「ロールスタット」は、クイック壁面養生材として様々な場面でご利用できます。

 

プラダンと「ロールスタット」の壁面養生には、どれだけ作業時間に差があるのか、実際にロールスタットとプラダンを使用して壁面養生作業の時間を計測しました。

 

プラダン壁面養生

プラダン壁面養生 自立性のないプラダンは養生テープで張り付ける作業が必要です

 

プラダン壁面養生②

プラダンで約1800x3600mmの壁面養生をした場合

 

・養生範囲:約1800mmx3600mm
・所要時間:約3分
・所要人数:2人
・必要枚数:プラダン(縦1800mm×横900mm)4枚
・必要資材:養生テープ
・テープ跡:あり

 

ロールスタット壁面養生①

ロールスタット壁面養生 自立式のロールスタットは壁に沿わせるだけで壁面養生が可能です

 

ロールスタット壁面養生②

ロールスタットで約1600x3600mmの壁面養生をした場合

 

・養生範囲:約1600mmx3600mm

・所要時間:約20秒
・所要人数:2人
・必要枚数:ロールスタット(縦1600mm×横1200mm)3枚
・必要資材:なし
・テープ跡:なし

 

今回の計測結果から、「ロールスタット」はプラダンの約1/9以下の時間で壁面養生が可能だと分かりました。今回は壁一面のみの計測でしたが、養生範囲が広くなればなるほど、作業時間の差は大きくなります。また、自立式の「ロールスタット」では、プラダンと違い養生テープを使用しないので、コストやテープ跡の問題もありません。

 

プラダン・ロールスタット比較

左:プラダン サイズごとに広い保管スペースが必要です 右:ロールスタット 折りたた

むことで少ないスペースで保管できます

 

保管しておくスペースもプラダンと「ロールスタット」では大きく異なります。プラダンの場合サイズごとに保管スペースを確保する必要がありますが、「ロールスタット」は(1600x100x60mm)のサイズまで小さく折り畳むことが出来るので、最低限のスペースで保管することができ、現場までの持ち運びもスムーズに行えます。

 

今回、代表的な壁面養生材プラダンとマルイチの自立式壁面養生材「ロールスタット」を比較してきました。まだまだ業界では、壁面養生材=プラダンというイメージは強いですが、ご紹介した通り「ロールスタット」は、プラダンより優れた機能を持っています。新世代のクイック壁面養生「ロールスタット」、ご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください。