今回のブログでは、マルイチの設備紹介としまして、一昨年から導入されました、積層式自動裁断機の紹介をしていきます。

 

今までマルイチでは、ロールマットや防護マットで使用される生地の裁断を、全て手作業で行なってきました。しかし急な大量受注に対応できず、お客様にお待ちして頂くことが多くありました。

そこで、業務効率の向上のため一昨年より導入した設備がこちらの裁断機です。

生地をセットして、機械に裁断図面のデータを送るだけで、自動で生地を裁断してくれます。

裁断機の導入によって生地裁ちは効率化され、複数人で行っていた作業が、一人で出来るようになりました。

 

図面のデータはCADで作成しています。マットの規格サイズごとに図面を登録することが出来るので、規格に狂いが無く、生地を無駄なく使用することが出来ます。

 

生地を運ぶコンベアには、オプションとして高出力ターボファンを採用しており、通常よりも強力な吸引力で生地がズレることなく、規格に沿った裁断をすることが出来ます。

 

高精度なカッティングヘッドには、レシプロ式ナイフが採用されており、最大80mmまでの生地が裁断できるので、様々な生地の裁断に使用することが出来ます。

 

裁断機が導入され2年が経ち、今ではエコールドマットを始め、タックボード、ロールスタット、防護マット、ロールマットといった弊社主力製品の生地は全てこちらの裁断機で裁断しております。機械の操作にも慣れてきた今年は、さらなる業務の効率化、製品のクオリティ向上を目指していきます。

緩衝材の需要が高まるこれからの引っ越しシーズンに、ロールマットは特にたくさんのご注文を頂いております。少しでも早くお客様の元へロールマットを届けられるよう、社員一同業務に励んで参りますので、納期に余裕を持ったご注文をよろしくお願い申し上げます。