◆荷物にやさしくて強度の高い吊り具! 「キトーベルトスリング」をご紹介
2025-7-4
キトー認定販売代理店であるマルイチでは、これまで50年以上キトー製品を取り扱っております。そこで今回のブログでは、キトー製品の中でも特にお問い合わせの多い商品、キトーベルトスリングについて、ご紹介していきます。
ベルトスリングとは、重量物や大型荷物の吊り上げや移動に使用する吊り具です。主にポリエステルやナイロンなどの合成繊維で作られているため、軽量で柔軟性があります。柔らかい材質で荷物へのダメージが少ないことから、クレーンを使用する多くの現場で活躍中です。特にキトー製のベルトスリングは、強力なポリエステル原糸を使用しているため、引張強度・耐久性共に優れており、大変好評です。また、同じ吊り具である玉掛けワイヤーよりも軽量で取り扱いやすいため、作業者の負担が少なくなります。
ベルトスリングには、1本物のベルト(BSH形)とリング状のベルト(RE形)の2種類があり、ここからは、BSH形とRE形それぞれの特長や使用例についてご紹介します。
BSH形は、ベルトの両端にアイ加工(輪っか状に加工)が施された1本物のベルトです。アイ加工部分は、フックやシャックルなどの玉掛け用具を掛けるための接続部分になります。ベルト幅が広いため、吊り上げの際も安定していることや、比較的安価な点も人気の理由です。
BSH形のベルトスリングには、キトー独自のリミットサインがついています。ベルトが切れたり破損した時に、赤色の芯糸が見えたら製品の使用限界です。現場の安全を守るためにも、リミットサインが確認出来た際には、早急にベルトの交換が必要となります。
RE形は、強力ポリエステル原糸をロープ状に束ね、保護布で覆ったリング状のベルトです。柔軟な材質で様々な荷姿にも自在になじむため、吊り荷の安定性に優れています。こちらは、外皮の保護布が破損して、芯糸が見えたら使用限界のサインです。
最大使用荷重やベルト幅ごとにベルトの色が違うのも、キトーラウンドスリングの特徴です。色での判別が可能なため、荷物を吊った状態でも、一目で荷重やベルト幅を確認できます。
昨年発売されたキトーラウンドスリング エアリアルRG形は、最大使用荷重10t~100tまで対応している、新しいラインナップです。同じ10tタイプで、従来のラウンドスリングRE形と比べて、半分以下の重さ、ベルトの太さも半分になっており、取り回しやすく作業効率の向上にも繋がります。こちらのラウンドスリング エアリアルについては、改めてブログでご紹介する予定です!
今回は、キトーベルトスリングについてご紹介してきましたが、物流現場で活躍するラッシングベルトも大変好評です。キトー認定販売代理店のマルイチでは、独自のサービスとして、ラッシングベルトへのネーム印刷を行なっております。キトー製品に関して何かご質問がございましたら、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、または弊社営業担当まで、ご連絡ください!
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