先日のブログにて、カナツー製プラスチック台車をご紹介しましたが、マルイチでは、その他にも特注の台車製作を承っております。今回のブログでは、特注台車の中でも特にリピートのご注文が多いアルミ台車についてご紹介していきます。
 

 

アルミ台車は、木製台車のように木くずなどのゴミが発生しないことから、クリーンルームでの使用に適しています。また、汚れがついても簡単に拭き取れるため、常にきれいな状態を保つことが出来るのもアルミ台車の特徴です。
 
マルイチでは、事前にお客様と打合せを行い、特注品のアルミ台車を製作しております。

 

 

材料にもこだわっており、先日ご注文頂いたアルミ台車には、国産アルミ合金「Ａ５０５２Ｐ」とウカイキャスター「ＲＲＪＭ－６５－ＣＰ」を使用しました。天板に使用したアルミ合金「Ａ５０５２Ｐ」は、船舶や車輌、建築用材にも使われており、耐食性に優れたＪＩＳ規格品です。キャスターのウカイキャスター「ＲＲＪＭ－６５－ＣＰ」は、キャスターのフレームに通常より厚みのある鉄板を使用しているため、高い強度を誇り、長期使用にも耐えることが出来ます。
 

 

アルミ台車は、主に重量物を移動する際に使用されており、木製台車やプラスチック製台車では、耐荷重が不安で運べない重量物も安心して移動できます。上記画像の台車は、強度の高いキャスターを８個付けているため、耐荷重は１５００ｋｇ以上です。また、キャスターが多いと、移動中の安定性も増し、安全に重量物を運ぶ事が可能です。
 
ここからは、特注アルミ台車の製作過程をご紹介いたします。
 

 

 

キャスターの取付けピッチに合うように穴あけ加工したアルミ板へ、１個ずつキャスターを取り付けていきます。今回製作した台車は、８輪仕様ですが、ご希望があれば６輪や４輪仕様の台車も製作可能です。
 

 

 

オプションとして、台車天面へのゴム貼り加工も対応可能です。専用のボンドでしわにならないように、慎重にゴム板を貼り付けていき、天板のサイズに合わせて、はみ出たゴム板をカットします。天面にゴムが貼ってあると、滑り止めになり、積荷の安定性も増すため、多くのお客様がこちらのオプションを希望されます。
 

 

こちらが完成した８輪アルミ台車です。天板のサイズや、形状、取り付けるキャスターの種類や位置もお客様のご要望にお応え出来ますので、アルミ台車の購入を検討中のお客様は、是非一度弊社までお問い合わせください。
 

 

ストッパーのついてない台車を使用する際には、マルイチの台車用キャスターストッパー「キャスパー」が必要不可欠です。作業中の事故を未然に防ぐためにも、台車のストッパーとして、是非「キャスパー」をご利用ください！アルミ台車の様にクリーンルームで使用する事が多い台車には、ゴム痕が残りづらいクリーンルーム仕様の「キャスパーＥＰＤＭ」が相性抜群です。
 

 

マルイチでは、特注の木製台車製作も承っております。こちらも天板サイズなど全てオーダーメイドで対応しており、ネーム印刷やナンバリングなどオプションの追加も可能です。ご入用のお客様は、お電話やFAX、下記コンタクトフォームよりご連絡をお待ちしております！
 
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