こちらの発泡材、何に使うか分かりますか?

2021-9-30

 


 
実はこちら、ケースロックの検品や新サイズ開発中の試験に使用しているトライアル用パレットです。以前までは、ダンボールを積んで作成していましたが、どうしても正確なパレットサイズの再現は難しいため、パレットの大きさに合わせて加工することが出来る発泡材で、作成しました。
 
実際にケースロックを装着した状態がこちらになります。
 

 ケースロック70各種サイズ 左:70-LL 中:70-LM 右:70-SM

ケースロック70各種サイズ:70-LL(左) 70-LM(中) 70-SM(右)


 

ケースロックとは、マルイチが機能美にこだわって製作した次世代の荷崩れ防止ベルトです。現在、ベルト幅450mmの45-SM・45-LMの2サイズを展開しており、新たにベルト幅の広いサイズとして、ベルト幅700mmの70-SM・70-LM・70-LLの3サイズを開発しております。ケースロックはサイズごとに対応しているパレットの大きさが違うため、トライアル用パレットもケースロックのサイズに合わせて3パターン作成しています。
 

トップブリッジが正しい位置に来ているか一眼でわかるように印をつけています

トップブリッジのセンターが正しい位置に来ているか一目で分かるように印をつけています


 

トライアル用パレットに使用している発泡材は、マルイチのタックボードや防護マットの芯材にも使われているエペランと言われる発泡ポリエチレンフォームです。耐久性に優れているため、何度もケースロックを着脱していますが、ボロボロと崩れてくることはありません。ケースロック70の試作品をトライアルする際にも大変活躍しました。
 

トライアルパレットの中には重量物が入っています

トライアル用パレットの中には重量物が入っています


 

エペランだけでは軽すぎてケースロックの着脱時に動いてしまうため、中を空洞にして、重量物を積んでいます。これにより、実際にケースロックを使用するパレットに近い重さを再現することができました。
 
トライアル用パレットは、弊社7Fオフィスに設置されているため、ご来社されたお客様がパレットを見て、ケースロックに興味を持っていただくことがあります。実際にパレットへの着脱もできますので、弊社にお立ち寄りの際は、是非お試しください!
 
これまであまり紹介できていませんでしたが、実はスリムカート用のケースロックも製作しております。
 

スリムカート用ケースロック

スリムカート用ケースロック


 

スリムカートとは、主にスーパーやコンビニエンスストアなどで商品を運ぶ際に使用されるカートです。商品を棚に陳列しやすいよう、カートの両側が開いているため、移動中にバランスを崩して荷物を落してしまう恐れがあります。「スリムカート用ケースロック」は、こういった移動中の荷崩れを防ぐための安全対策として、最適な製品です。
「スリムカート用ケースロック」は、物流ウィークリー様のホームページ内でもご紹介頂いておりますので、[スリムカート用ケースロック紹介ページ]よりご確認をお願い致します。
 
最後にご紹介しました「スリムカート用ケースロック」は、現在、大手食品チェーン様より、数千枚規模の導入計画が進行中です。新サイズである「ケースロック70」も年内の発売を控えており、今後もケースロックの勢いは続いていきます。ご興味をお持ちの方は、ケースロックサンプル貸出サービスも行っておりますので、是非弊社までご連絡ください!