◆ドックシェルター交換工事ご紹介
2024-10-11
輸送用緩衝材など物流資材を製造しているマルイチですが、防護マットやテントシートの取り付け、交換などの施工依頼も数多く頂いております。そこで、今週のブログでは、先日施工しましたドックシェルター製作及び交換工事の様子をご紹介していきます。
ドックシェルターとは、トラックの荷台と、建物の戸口にできる隙間を埋めるための緩衝材です。温度管理の必要な冷凍・冷蔵品などを扱っている、倉庫や工場の搬入口で使用されております。トラックの荷台がドックシェルターに密着することで、外気の流入を防ぎ、トラック庫内の冷気を漏らさずに荷物を搬入搬出することが可能です。
今回施工を行なったのは、大手食品会社様の物流倉庫です。ドックシェルターの一部が経年劣化で破損してしているため、ドックが使用できない状態でした。そこで、ご担当者様より弊社営業担当にご相談を頂き、ドックシェルター交換工事を行ないました。
こちらは、弊社工場へ持ち帰った古いドックシェルターです。生地が破れ、芯材のウレタンがむき出しになっているため、見た目も良くありません。上記のドックシェルターを確認しながら、寸法を合わせて、新しい物を製作していきます。
交換前は1本物でしたが、新しいドックシェルターは、2分割になっております。上部と下部に分かれているため、破損が激しい下部(小さい方)だけ交換することが可能です。今後交換する場合は、片側だけの交換で済むため、コストの削減になります。
取り付け工事にも弊社製造部が直接現場に伺い作業を行ないました。本体の裏面にあるベニヤ部分へボルトを通して厳重に施工しました。今回施工したドックシェルターは、芯材の国産ウレタンフォームを、国産ブランドターポリン(0.85mm厚)で包み、マルイチ独自の「プレス製法」で熱溶着しています。最後には、プレス部分に縫製を行ない、さらに補強しているため、溶着部分から生地が剥がれる心配はありません。
新しいドックシェルターを施工して、無事に交換工事が完了です。交換前は見えなくなっていた黄色い線もはっきり確認することができ、きれいな仕上がりになりました。
この度は、マルイチにドックシェルター交換工事をご依頼頂きありがとうございます。今後も、何かお困りごとがございましたら、弊社営業部までご連絡ください。
マルイチでは、今回のようなドックシェルター交換工事を始め、大型テント倉庫のシート張り替え、スポーツ施設や公共施設への防護マット取り付けなど、多くの施工事例がございます。ご興味やご質問のあるお客様は、下記お問い合わせフォームや、お電話、FAX、または弊社営業担当まで、ご連絡ください!
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