ドックシェルター製作・取付工事承ります!

2020-10-1

今回のブログでは、ドックシェルターの交換工事についてご紹介していきます。
 

ドックシェルター

ドックシェルター 温度管理が重要な倉庫・工場の搬入口に設置される緩衝材です


 
トラック後部の扉を入口に密着させることで、外気を漏らさずに搬入作業が可能です。

トラック後部の扉を入口に密着させることで、外気を漏らさずに搬入作業が可能です


 

ドックシェルターとは、倉庫や工場の搬入口と、トラックやコンテナーを隙間無く密着させるための緩衝材です。荷物の搬入を行なう際に、屋外と屋内の空気の流出入を防ぎ、室温を一定に保つのに役立ちます。また雨風・埃・害虫の侵入もカットできるので、クリーンな環境を必要とする場所でも使用されています。

 

実は、マルイチでは、これまで何度かドックシェルターの製作・取付工事の実績があります。今回施工を行なったのは、某大手食品会社のM社様です。M社様の倉庫にて、ドックシェルターの一部が経年劣化で破損しているため、破損しているシェルター部分の交換工事を行ないました。
 
こちらが今回施工したドックシェルターです。左側のシェルターのみ交換しました。
 

交換前 左側シェルター下部の生地が破れており、中身の芯材(ウレタン)が出ています

交換前 左側シェルター下部(赤枠)の生地が破れており、中身の芯材(ウレタン)が出ています


 
交換後 シェルターの上部と下部(赤枠)を分割して施工しました

交換後 シェルターの上部2000mmと下部600mm(赤枠)を分割して施工しました


 

お客様より、ドックシェルターの下部は特に破損が激しいというお声がありましたので、今回の施工では、ドックシェルターを上部2000mmと下部600mm(赤枠)の二つに分割して、取り付けを行ないました。これにより、もし次回交換工事を行なう場合は、破損が激しい下部分だけの交換で済み、コストを抑えることが出来ます。

 

マルイチ製造部が現場へ行き施工を行ないました。

マルイチ製造部が現場へ行き、マスク着用のもと施工を行ないました


 
ドックシェルター裏側のベニヤ部分にボルトを通して取り付けます

ドックシェルター裏面のベニヤ部分にボルトを通して取り付けます


 

ドックシェルターの交換工事には弊社製造部が直接現場に伺い、取り付け作業を行ないました。シェルターの裏面にあるベニヤ部分にボルトを通して厳重に施工しているため、屋外での長期使用でも外れる事はありません。また、今回施工したドックシェルターは、弊社の防護マットと同様に、芯材を国産ブランドターポリン(0.65mm厚)で包み、マルイチ独自の「プレス製法」で熱溶着した完全防水の緩衝材となっております。M社様、今回はドックシェルターの交換工事をご依頼頂きありがとうございました。

 

冷凍冷蔵車用間仕切り「エコールドマット」

冷凍冷蔵車用間仕切り「エコールドマット」


 

今回は、冷蔵・冷凍品など温度管理が必要な倉庫の搬入口用資材であるドックパットを製作しましたが、マルイチでは、冷蔵・冷凍品を低温輸送する際に使用される物流資材「エコールドマット」の製作も行なっております。冷凍冷蔵車用間仕切り「エコールドマット」については詳しく知りたい方は、製品ページの「エコールドマット」 「エコールドボンドレス」よりご確認ください。