横浜スタジアム様 ホームランボール用緩衝材

2022-3-31

先日、ついに2022年のプロ野球シーズンが開幕しました!マルイチではプロ野球チームの本拠地である横浜スタジアム様や明治神宮球場様より、選手の安全対策として防護マットの施工依頼を多数頂いております。今回も、横浜スタジアム様より「ホームランボール用緩衝材」の製作依頼を頂きましたので、ご紹介していきます。
 

横浜スタジアム

横浜スタジアム様:バックスクリーン


 

横浜スタジアム様のバックスクリーンには、ホームランの跳ね返りを防ぐための緩衝材が施工されています。定期的に交換されるこちらの緩衝材ですが、ありがたいことに15年以上前から、マルイチで製作させて頂いております。これまで施工してきましたホームランボール用緩衝材がこちらです。
 



 

 

最初のころは防炎ビーズの入った大型のビーズクッションを施工しており、2019年には250個の砂袋緩衝材を新たに施工しました。製品の詳細については上記リンクよりご確認ください。
 
昨今は、砂袋緩衝材とビーズクッションの二つをバックスクリーンに施工していましたが、一部のビーズクッションが10年以上の長期使用により、穴が開いてしまったため、代わりとなる新しい緩衝材を製作しました。
 

中には以前まで使用していたビーズクッションが入っています

以前まで使用していたビーズクッションを再利用するため、外側のカバーのみを製作


 
ホームランボール用緩衝材③:新型ビーズクッション

横浜スタジアム様のイメージカラーである、ブルーの生地を使用


 

今回は外側のカバーのみを製作し、芯材の代わりとして、破損してしまったビーズクッションを中に入れました。これまで使っていたビーズクッションをリサイクルすることで、製造コストが削減され、ゴミも減少します。
 

大小2種類のサイズをご用意しました

大小2つのサイズをご用意


 

左:2019年に砂袋緩衝材を施工した際    右:先日ビーズクッションを施工した際


 

赤点線枠部分が今回施工したビーズクッションです。2種類のサイズを組み合わせることで、隙間なくきれいに敷き詰めています。また、施工から3年が経過した砂袋緩衝材の状態を確認した所、雨風によって多少汚れてはいるものの、穴あきや破れといった破損は一切なく、生地に使用している国産ブランドターポリンの優れた耐久性と、マルイチ独自のプレパック製法(高周波プレスによる熱溶着)で接着されたプレス面の丈夫さを改めて実感しました。
 

今回製作したビーズカバーの生地にも国産ブランドターポリンを使用しています

今回製作したビーズクッションの生地にも国産ブランドターポリンを使用しています


 

横浜スタジアム様、この度はホームランボール用緩衝材のご依頼を頂き誠にありがとうございました。

ブログをご覧の皆様も、横浜スタジアムでの試合中、バックスクリーンへホームランが入った際には、是非その後のボールの行方にもご注目下さい!
 

横浜スタジアム様:エントランス

横浜スタジアム様エントランス:マルイチ製のテーブルカバー(赤枠部分)


 

先日、弊社営業部の者が横浜スタジアム様へお伺いしたところ、エントランスのテーブルにマルイチ製のカバーが装着されているのを発見しました。横浜スタジアム様からは、緩衝材や防護マット以外にも、このようなカバーや各種シートの製作依頼を頂くことがございます。今後もご入用の製品がございましたら、是非マルイチまでご相談いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。