◆防護マット施工例紹介「読売ジャイアンツ球場」
2023-3-24
世界的に大盛り上がりをみせたWBCが日本の優勝で幕を閉じ、来週からはいよいよプロ野球のシーズンが開幕します。毎年、シーズン開幕前のこの時期には、横浜スタジアム様や明治神宮球場様より、球場内の防護マット施工や特注の緩衝材製作といった、ご依頼を多数頂きます。今年もありがたいことに様々なご相談を頂いており、先日は初めて「読売ジャイアンツ球場」様から、防護マットの製作依頼を頂きました。今週のブログでは、完成したばかりである、こちらの防護マット施工例についてご紹介していきます。
読売ジャイアンツ球場様は、プロ野球チーム「読売ジャイアンツ」の練習場で、二軍の本拠地としても使用されています。安全対策として、球場内に施工されているマットの張り替え工事に伴い、この度、マルイチの防護マットを採用頂きました。
今回、張り替えを行なったのは、ファウルゾーンに設置されている金網フェンス用防護マットです。こちらのフェンスは、プレー中に選手が衝突する場合があり、鉄製の太い支柱にぶつかると大怪我をする恐れがあるため、防護マットが施工されています。
劣化してしまった他社製のマットを外して、張り替え工事を実施しました。
張り替え前は、サイズや色が異なるマットを柱へ施工していたため、マットの隙間から支柱が見えており、安全性にも不安がありました。しかし、張り替え後は、支柱のサイズに合わせて製作した防護マットが、柱を覆うように隙間なく装着されているため、安全性が向上しています。また、マットの色も球場に合わせたグリーンの生地で統一されており、景観を損ねることがありません。
施工方法も張り替え前の防護マットとは異なっており、マットの両サイドにハトメがついているマルイチ製防護マットは、より強い力でフェンスへの装着が可能です。
以前は、生地の切れ端をマットに巻きつけてフェンスに固定されていたため、一部分にだけ力が加わり、波打つようにマットが変形していましたが、張り替え後のマットは、両サイドのハトメにロープを通して固定しているため、力が均等に加わり、変形することなく、きれいに施工が完了しました。張り替え前よりも厳重に固定しているので、強風などで外れる心配もありません。
今回は、フェンス支柱用防護マットの他に、柱用防護マットやネットレール用防護マットも製作しました。通常、柱に施工する防護マットは、円筒形の物が多いですが、マルイチでは角柱形のスクエア製法を行なっております。円筒形防護マットに比べ、スタイリッシュな形状で審美性が高く、取り付け後も違和感がありません。また、ネットレール用の防護マットは、レールのカーブに対応するため、複数のマットを繋げて装着しています。マットを分割することでシワが出ず、施工後もきれいな仕上がりになりました。
一般的な防護マットの製造は、生地を縫製でつなぎ合わせているため、屋外で使用すると、縫製痕から雨水が浸入し、高価な芯材が傷んでしまいます。しかし、マルイチの防護マットは、独自の「プレパック製法」で、生地の国産ブランドターポリンを熱溶着しているため、完全防水の生地が水分の浸入を防ぎ、今回の様に屋外の球場でも長期的にご利用可能です。
読売ジャイアンツ球場様、この度はマルイチのスポーツ防護マットをご依頼頂きありがとうございました。今回施工した防護マットが、球場でプレーする選手たちの安全対策に役立つことを願っております。
本日ご紹介しました防護マット以外にも、マルイチでは、お客様のご要望に合わせた特注防護マットの製作を行なっております。野球場や学校、運動場など、様々な施設への施工事例を持つマルイチが、製作から取付まで責任を持ってご対応致しますので、ご興味をお持ちの方は、下記お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください!
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