明治神宮球場様 施工事例                      ベンチ用クッション・金網フェンス用防護マット

2022-4-13

明治神宮球場様には、以前のブログでご紹介しました「雨除けテント設置工事」をはじめ、防護マットやシート、カバーといった各種マルイチ製品をご利用頂いております。先日もご担当者様より選手の怪我防止・安全対策として、緩衝材やマット製作に関するご相談を頂きました。
 

明治神宮球場様

明治神宮球場


 

明治神宮球場様とお打ち合わせを行ない、今回は2つの製品を製作しました。まずご紹介するのが「ベンチ用クッション」です。
 


明治神宮球場様:ブルペン前に設置されているベンチ

グラウンド内には選手が座るためのベンチが設置されています


 

明治神宮球場様のブルペン前に設置されているこちらのベンチですが、グラウンド内にあるため、ボールを追いかけてきた選手が誤って衝突し、怪我をする恐れがあります。このような衝突事故による怪我を未然に防ぐため、ベンチ用クッションを製作しました。
 

ベンチ用クッション取り付け前:座面用(左) 背もたれ用(右)

ベンチ用クッション取り付け前:座面用(左) 背もたれ用(右)


 

ベンチ用クッションは、ベンチの座面に装着するタイプと背もたれに装着するタイプの二つに分かれております。
 

二つのクッションはベルトで繋がっています

クッション同士はベルトで繋がれており、誰でも簡単に着脱が可能です

ベンチ用クッション:装着前(左) 装着後(右)

ベンチ用クッション:装着前(左) 装着後(右)


 

クッションには明治神宮球場のイメージカラーであるブルーの生地を使用しているため、球場の風景にもマッチしております。また中身の芯材は、柔らかくてクッション性の高い、国産の「軟質ウレタンフォーム」を使用しているので、座り心地も抜群です。
 
ここからは、今回ご依頼頂いたもう一つの製品「金網フェンス用防護マット」についてご紹介していきます。
 

審判控室:窓を保護する金網フェンスの枠組み(赤点線部分)へ防護マットを施工

審判控室:窓を保護する金網フェンスの枠組み(赤点線部分)へ防護マットを施工


 

金網フェンスの枠組みが鉄製のため、安全対策として防護マットを施工していきます。一見フェンスの周りの壁面にこそ、防護マットが必要に見えますが、実はこちらの壁自体が、クッション材にウレタン樹脂を吹き付けて作られた、やわらかい材質になっているため、もし選手が衝突したとしても、大怪我の心配はありません。
 

製造部の社員が直接現場へ行き、防護マットの施工を行ないました

製造部の社員が直接現場へ行き、防護マットの施工を行ないました


 

金網フェンス小窓部分:小窓のサイズに合わせた防護マットを施工


 

金網フェンスの一部には開閉可能な小窓が付いており、こちらを通してボールの受け渡しが行なわれます。フェンスの枠組みに合わせた防護マットとは別に、こちらの小窓に合わせた小さいマットを取り付けているため、施工後も問題なく小窓を開閉できます。
 

施工前

施工前:鉄製の枠組みがむき出しです


 

施工後:枠組みの上から防護マットを取り付けています


 

金網フェンス用防護マットもブルーの生地で製作しているため、施工前と施工後の写真がほぼ同じに見えるほど、違和感のない仕上がりになりました。
 
明治神宮球場様、この度はマルイチ製品のご依頼を頂き誠にありがとうございました。球場でプレーする選手の安全対策として、今回施工しました「ベンチ用クッション」と「金網フェンス用防護マット」が役立つことを願っております。今後も、何かご相談がございましたら、弊社営業部までご連絡いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
本日ご紹介してきましたクッションや防護マットは、全て完全防水仕様です。
 

プレパック製法による完全防水:ベンチ用クッション(左) 金網フェンス用防護マット(右)

プレパック製法による完全防水:ベンチ用クッション(左) 金網フェンス用防護マット(右)


 

一般的な防護マットの製造は、生地を縫製でつなぎ合わせているため、屋外で使用すると、縫製痕から雨水が浸入し、高価な芯材が傷んでしまいます。しかし、マルイチの防護マットは、独自の「プレパック製法」で、生地の国産ブランドターポリンを熱溶着しているため、完全防水の生地が水分の浸入を防ぎ、今回の様に屋外の球場でも長期的にご利用可能です。
 
マルイチでは、お客様のご要望に合わせた様々な特注防護マット・緩衝マット・保護マットを製作しています。屋内はもちろん、プレパック製法により屋外での長期使用にも対応したマルイチの防護マットを是非ご検討ください。サイズや形状、生地色のご要望にも、幅広く対応致しますので、マット製作をご希望のお客様は、下記お問い合わせフォームよりご連絡をお待ちしております。
 
[お問い合わせフォーム]