◆グッドデザイン賞を受賞した荷崩れ防止ベルト 「ケースロック」ご紹介
2024-8-9
今週のブログでは、マルイチのオリジナル製品である「ケースロック」についてご紹介していきます。
ケースロックとは、マルイチが開発した特許取得済みの荷崩れ防止ベルトです。従来大きな手間となっていたパレット固縛作業を極限まで簡素化。構成する全てのパーツに無駄をなくしたデザインは美しさを合わせ持ちます。荷崩れ防止ベルトとしての豊富な「機能」に見た目の「美しさ」を兼ね備えた「機能美」が評価され、2015年度には、輸送用緩衝材「ロジボード」と共にグッドデザイン賞を受賞しました。
ケースロック動画:パレットへの装着から収納までの手順をご紹介
従来の荷崩れ防止ベルトは、積荷へ装着する際にベルトがズレ落ちてくるため、誰かに補助してもらう必要がありましたが、ケースロックではトップブリッジ(天板)を用いることで、4m以上のベルトを一人できれいに装着することが出来ます。また、上記動画でもご紹介している通り、装着と収納を共に30秒程で行えるため、パレット固縛作業にかかる時間を大幅に短縮する事が可能です。
ケースロックを構成するメインベルトやトップブリッジなど、それぞれのパーツもデザインにこだわって開発しており、特にバックルは、3mm厚で平面形状のフラットバックルを特注で製作しております。カラーアルマイト加工を施すことで、耐久性の向上だけでなく、見た目もきれいな赤色に染色しました。フラットバックルは、ケースロックのバックルとして最適な機能を持っておりますので、詳しく知りたいという方は、以前のブログ「フラットバックル3つの特長」よりご確認ください。
ケースロックの優れた機能と細部にまでこだわったデザイン性は、グッドデザイン賞でも高く評価して頂きました。クリエイティブな物流資材の先駆けとして登場した「ケースロック」は、現在も多くのお客様にご利用頂いており、ご注文頂く数量も年々増えて来ております。
パレットの固縛に繰り返し使用できるケースロックは、使用後の手間やコストの面でも大変好評です。ここからは、ストレッチフィルムを使用した場合とケースロックを使用した場合のパレット梱包についてご紹介していきます。
ケースロックと違い、使い捨てのストレッチフィルムでは、パレット開封後にこれだけのゴミが出てしまいました。こちらのゴミは、回収業者を呼んで処分する必要があるため、さらにコストがかかってしまいます。
上記は、ケースロックとストレッチフィルムのコストを比較したグラフです。ストレッチフィルム(500mm×300M・1本700円)を1100×1100(mm)サイズのパレットに積んだ荷物へ、3周巻きで1日1回梱包した場合と比較すると、ケースロックは約1年で導入時の費用を回収できます。ケースロックは、一度導入すれば、その後の荷物固定にかかる費用はゼロ、ごみ処理の手間や費用ももちろんゼロになります。ストレッチフィルムの価格は、原油価格高騰の影響により、値上げが続けておりますので、パレット輸送のコスト削減をお考え中のお客様は、お早めにケースロックへの切り替えをご検討ください!
今回ご紹介してきました「ケースロック」ですが、サンプル品の無料貸出サービスを行なっております。「自社のパレット荷姿でも使用できるか不安」「どのくらいの固縛力なのか事前に確認したい」といったお客様は、是非一度サンプルでお試しください。サンプル貸出サービスをご希望の方は、下記コンタクトフォームやお電話・FAXより、ご連絡をお待ちしております!
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