昨今、原油価格の上昇、ロシアによるウクライナ侵攻などの要因により、様々な製品の値上げが行なわれております。弊社でも、仕入先企業より値上げの案内が毎日のように届いており、先日は輸送用緩衝材「ロールマット」の芯材である国産押出発泡ポリエチレン「サンテックフォーム®」の価格改定案内が届きました。「サンテックフォーム®」の値上げは、今年の2月頃にも実施されており、早くも2回目の価格改定となります。
第2波となる「サンテックフォーム®」の価格改定案内を受けてすぐに、仕入先のメーカーへ連絡を取り、打ち合わせを行ないました。今回は、メーカー側でも解決できない値上げであると、頑なな姿勢で価格改定の説明をされましたが、直接エンドユーザー様とお取引をしているマルイチとしては、到底受け入れることはできません。
仕入先メーカー、弊社共にそれぞれの事情があるため、何度も協議を重ねましたが、今回は力及ばず、価格改定を受け入れざるを得ない状況となってしまいました。「サンテックフォーム®」の値上げ第2波は、今日から6日後の2022年9月1日より実施されます。
マルイチでは、この度の値上げを受けて「ロールマット」の価格改定を検討しましたが、社内会議の結果、価格改定を行なわないことが決定しました!
価格改定を行なわない理由としましては、前回の価格改定日(2022年3月1日)から期間が短い事や、仕入先メーカーより改定日前であれば、旧価格での材料大量発注を承諾して頂いた事が挙げられます。社内でも製造業務の合理化やコストの削減に取り組んでいますが、なによりロールマットは、マルイチの主力商品であり、前回の価格改定後も、変わらず多くのお客様からご注文頂いているため、今回の値上げ分に関しては弊社にて負担しようと決断しました。
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